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金沢兼六園デート、定番すぎると思う前に読む話

金沢兼六園デート、定番すぎると思う前に読む話

深夜にこれを検索してる時点で、たぶんもう答えは出てるんですよね。「兼六園、行くしかないけど、なんかつまらなくないか」って。

相手と3回目くらいのデートで、金沢のどこ行こうかって考えて、結局思いつくのが兼六園。地元なのに他に思いつかない自分にちょっと呆れつつ、でも「またベタなとこ連れてきたって思われないかな」って不安がよぎる。正直、これ、私も経験あります。付き合いたての頃、彼女に「金沢案内して」って言われて真っ先に兼六園って言ったら、「あ、定番だね」って笑われたことがあって。地味に凹みました。

結論から言うと、兼六園がつまらなくなるのは「兼六園のせい」じゃなくて「回り方のせい」です。入る場所、時間、その後の動線、この3つを何も考えずに正門からふらっと入って一周して帰る、をやると本当にただの定番観光になる。逆に言えば、そこをちょっといじるだけで、同じ兼六園でも相手の反応は変わります。

定番すぎるのは入口と時間帯のせいかもしれない

兼六園には入口がいくつかあって、観光バスや団体客が集中するのは桂坂口(正門側)です。ここから入ると、記念撮影スポットの霞ヶ池・徽軫灯籠あたりで人だかりに揉まれて、「はい兼六園来ました」で終わる。悪くはないけど、デートとしては会話の余白がない。

私が最近気に入ってるのは小立野口からのルートです。金沢城公園側から抜けて、下り坂中心で歩けるので、歩き疲れて会話が減る、みたいな失速もしにくい。人も桂坂口ほど多くないので、写真を撮るのに列に並ぶ、みたいなストレスがない。「ここ、実はあんまり人来ないんだよね」って言えるだけで、案内してる側の株がちょっと上がる気がします。個人の感想ですが。

時間帯も大事で、開園直後の時間は空気が全然違います。記憶が正しければ夏場(3〜10月)は7時開園、冬場は8時開園だったと思うんですが、この区切りは年によって変わることもあるので、行く前に公式で確認したほうが確実です。朝一に行くと、観光客がまだ少なくて、庭園の音とか光が本当によく見える。これはデート云々関係なく単純におすすめです。ただ、朝一デートは待ち合わせのハードルが上がるので、相手のタイプによっては「そんな早くから?」ってなる可能性もある。ここは正直、事前にちょっと様子見してから提案したほうがいいです。

逆に、ライトアップの時期(冬の雪吊りライトアップなど)を狙う手もあります。開催時期は年によって変わるので、行く前に公式で日程だけ確認しておくのが安全です。

料金とチケット、結局どれ使えばいいのか

ここ、意外と記事によって書いてあることがバラバラで、私も調べ直すたびに「あれ、どれがお得だっけ」ってなるので、一回整理しておきます。以下はだいたいの目安として書いてます。時期や改定で変わることがあるので、最終的には現地か公式で確認してください。

チケット料金の目安内容こんな人向け
兼六園 通常入園料大人320円くらい(65歳以上は無料とされている)兼六園のみとりあえず庭園だけ見たい
兼六園プラス1利用券500円くらい兼六園+文化施設1施設(常設展)に入館雨が降りそう、屋内も組み合わせたい
文化の森おでかけパス1,000円くらい/2日間市中心部の文化施設が何度でも入場できるらしい2日にわたって金沢観光する予定がある
城下まち周遊バス1日券500円くらい右回り・左回り、15分間隔くらいで運行してるはず兼六園→金沢城公園→ひがし茶屋街など回遊したい

正直、初デートでいきなり「文化の森おでかけパス」まで買う必要はないと思います。おでかけパスは2日間有効なので、2日にわたって金沢を案内する予定があるとか、相手が観光でしばらく滞在するとか、そういう場合向け。普通の日帰りデートなら、プラス1利用券の500円くらいで十分「もう1個スポット行った感」が出ます。

雨が降りそうな日は、プラス1利用券で兼六園を軽く見てから近くの文化施設に流れる、っていう組み方が一番無駄がないです。この辺りは金沢雨の日デート、屋内で楽しめる場所を実体験で書くの方でもう少し具体的に書いてます。

金沢城公園とセットで回る、その時間配分

兼六園だけで終わらせると、正直1時間もかからず一周できてしまいます。歩くの早いカップルだと40分くらいで「もう出る?」ってなることもある。ここに金沢城公園をセットにすると、体感時間が全然変わります。

隣接してるので移動もほぼ徒歩ゼロに近い距離です。私の感覚だと、兼六園を1時間〜1時間半、金沢城公園を1時間くらい見て、合計2時間半くらいが「歩き疲れず、でも中身がある」ちょうどいいバランスです。ここに食事を前後に組み込むと、半日デートとしてちゃんと成立します。

金沢城公園は石垣とか城門とか、兼六園とは違う「歴史の重さ」を感じられる場所なので、庭園を見た後にこっちに来ると景色の切り替わりがあって飽きにくい。個人的には、兼六園→金沢城公園の順で回るのが好きです。庭園のしっとりした空気から入って、城の広々とした空間に抜ける、っていう流れが気持ちいい。逆順でもいいとは思うんですが、私はこっちが好きです。

季節で見せ場を変える、これが一番「定番すぎ」を消す

兼六園の面白いところは、敷地約11.4ha、樹木160種8,200本くらいと言われている規模のわりに、季節ごとに主役が全然違うことです。春は園内に40種類前後あるらしい桜、初夏はかきつばた、秋は紅葉、冬は雪吊り。同じ場所に何回連れて行っても、実は毎回違う景色になる。

これ、案外知られてないんですけど、「兼六園、前も来たことあるけど」って相手に言われたら、「でも今回は雪吊り見に来たんだよ」って返せると、それだけで「あ、ちゃんと考えてくれてるんだな」って伝わります。定番の場所を、季節という切り口で「今しか見えないもの」に変える。これが一番コストのかからない差別化だと思ってます。

写真映えで言うと、雪吊りは冬の唐崎松、紅葉は霞ヶ池周辺、桜は霞ヶ池から見る夜桜(ライトアップ時期)が定番中の定番ですが、定番だからこそ相手のスマホに残る写真としては強いです。ここは無理に外さなくていいところだと思います。

混雑と駐車場、地味にここで機嫌が悪くなる

デートで一番もったいないのは、駐車場探しでイライラして、庭園に着く前に空気が悪くなることです。兼六園下交差点周辺の市営駐車場は、土日祝やイベント時だと午前中の早い時間で満車になることがあります。朝ゆっくり出発して、車で行って、着いたら停められない、っていうのは普通に起こり得ます。

車で行くなら、朝一の時間に合わせて早めに動くか、最初から車をあきらめてバスで動くかのどちらかがいいです。周遊バスの1日券が500円くらいなので、駐車場探しのストレスを金で買う、くらいの感覚で使ってもいいと思います。車なしでデートを組む考え方は金沢デート車なしでも大丈夫、バス移動だけで組む実践ルートにもう少し詳しく書いてます。

服装、これだけは言っておきたい

兼六園も金沢城公園も、想像以上に歩きます。石畳や砂利道もあるので、おしゃれなヒールやサンダルだと後半足が悲鳴を上げます。相手が疲れた顔してると、こっちまで気を使って会話が減るので、事前に「歩きやすい靴で来てね」くらいはさりげなく伝えておいたほうがいいです。

あと金沢は本当に雨が多い街です。「今日は晴れてるから大丈夫」と思っても、午後から急に降ることがよくあるので、折りたたみ傘は一応バッグに入れておく。これは兼六園に限らず金沢デート全般の鉄則だと思ってます。

定番だからこそ、その後の動線で個性を出す

兼六園自体を大きく変えるのは難しいですが、その前後をどう組むかは自由度が高いです。近江町市場で軽く食べてから兼六園に向かう、逆に兼六園→金沢城公園を終えてからひがし茶屋街方面に流れる、というのがよくある型ですが、個室のお店で少し落ち着いて話す時間を挟むのも悪くないです。歩き疲れた後にゆっくり座って話す時間があると、デート全体の満足度が上がる気がします。この辺りの予約のコツは金沢の個室居酒屋デート、気まずくならない予約のコツに書いてます。

3回目くらいのデートで場所選びに迷ってるなら、金沢2回目デートの場所選び、1回目の空気を壊さない誘い方も参考になるかもしれません。

そもそも一緒に行く相手がまだいない、という人へ

ここまで読んでくれた人の中には、「デート先の話より先に、まず相手がいないんだけど」っていう人もいると思います。それはそれで、責める話じゃないです。地元で職場以外の出会いって、金沢は特に選択肢が限られてる実感があります。

私自身、マッチングアプリで何人かとやり取りして、実際に会って、うまくいかなかったことも普通にあります。ただ、少なくとも「出会いの入口」としては悪くないと思ってます。念のため書いておくと、こうしたサービスは18歳未満(高校生を含む)は利用できません。年齢確認がある仕組みなので、その点は安心材料として知っておいてもいいと思います。

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もし金沢での出会い方自体をもう少し具体的に知りたければ、金沢の出会いの場おすすめ10選にまとめてるので、そっちも覗いてみてください。

兼六園は、正直、何度行っても「定番」であることは変わらないと思います。でもその定番の中に、季節、時間帯、入口、その後の動線っていう変数がいくつもあって、そこを一つでも変えるだけで、相手の記憶に残る回数って結構変わるものです。次に行くときは、とりあえず小立野口から入ってみる。それだけでも、今までの兼六園デートとは違う顔を見せてくれると思います。