石川の田舎で出会いない人が実際に試した選択肢

能登の実家に帰るたびに、地元の幼なじみと会うと必ず出るのがこの話題だ。「こっちには本当に人がいない」。輪島や七尾、能登町あたりに住んでいる同級生からすれば、金沢ですら「都会」に見えるらしい。実際、石川県内でも金沢と、それ以外の地域とでは出会いの母数がまったく違う。
結論から言うと、田舎で出会いがないと感じているなら、行動範囲をそのまま広げるか、アプリで物理的な距離を無視するか、このどちらかしか現実的な打開策はないと思っている。地元の飲み会や職場の紹介を待っているだけだと、正直かなり時間がかかる。私自身、金沢在住だけど20代の頃は同じ壁にぶつかった一人だ。
田舎で出会いが少ないのは気のせいじゃない
人口が少ないエリアだと、単純に同世代の独身がそもそも少ない。加賀市や小松市、能登エリアなどは特に若い世代の流出が進んでいて、地元に残っているのは既婚者か、進学・就職で一度出たけどUターンしてきた人が中心になりがちだ。
職場、学生時代の友人、地域の集まり。この3つのルートで出会える人はもうだいたい会ってしまっている、というのが田舎あるあるだと思う。私の従兄弟(能登町在住、30代前半)は「同級生の顔ぶれがずっと変わらない」とよくぼやいていた。悪気なく、これは構造的な問題なんですよね。
だからといって「田舎だから無理」と諦める必要はなくて、むしろ田舎に住んでいる人ほどオンラインでの出会いの効果が大きいというのが私の実感だ。地理的な制約を一番受けているのがこの層だから。
マッチングアプリという、距離を無視できる選択肢
正直に言うと、私も最初は抵抗があった。アプリで会った人と実際に付き合えるものなのか、半信半疑だったのを覚えている。金沢に住んでいる私でも最初の1週間はマッチングゼロ、プロフィール写真を変えてようやく反応が来たくらいだ。
ただ田舎に住んでいる場合、アプリの強みがはっきり出る。近江町市場や香林坊まで出てこられる範囲の人となら、地元の友人経由では絶対に出会えなかったであろう相手ともマッチングできる。実際、加賀市在住の知人は、アプリで知り合った金沢在住の女性と半年ほどやり取りを重ねて、休みの日に金沢駅で待ち合わせるようになったと聞いた。もちろんこれは彼のケースで、誰でも同じようにいくとは限らない。
会員数の多い大手アプリだと、石川県全体で検索してもある程度の人数が出てくる。恋活・婚活寄りに探すなら、登録無料のコミュニティサイトを様子見で足す手もある。ただし利用できるのは18歳以上、高校生は年齢に関わらず利用不可なので、これは前提として知っておいてほしい。
うさぎのみみ
恋活・婚活を看板に掲げるコミュニティサイト。登録無料やから、まず雰囲気を覗いて、合うかどうか見てから決めればええ。
うさぎのみみ 公式サイト(18歳未満利用不可)18歳未満(高校生含む)利用不可/登録無料/本人確認あり
年齢層が上がってきた人や、もう少し出会いの母数を広げたいという人にはハッピーメールのような会員数の多いサービスも選択肢になる。こちらも18歳未満(高校生を含む)は利用できない。
どのアプリが合うかは正直、住んでいるエリアや年齢層によって変わってくる。この辺りは金沢マッチングアプリおすすめ3選|地元ライターが徹底比較でもう少し詳しく比較しているので、気になる人は読んでみてほしい。
金沢まで出るという、地味だけど効く手
田舎に住んでいると「出会いのために移動する」という発想自体が抜けがちだ。でも金沢まで車や電車で1時間圏内に住んでいる人は意外と多い。休日に片町や香林坊で飲む、近江町市場を目当てに出かけるついでにアプリで会う約束をする。これだけで出会いの選択肢は一気に増える。
私が以前取材した白山市在住の30代女性は、月に1〜2回金沢に出て、アプリで知り合った人と会うことを半年ほど続けていた。「地元だと知り合いに会うのが怖いけど、金沢まで出れば気が楽」と話していたのが印象的だった。身バレを気にする人にとって、少し離れた街で会うというのは実は理にかなっている。この辺りの対策は金沢でマッチングアプリ、身バレが怖い人が実際にやった対策にも書いたので参考にしてもらえたらと思う。
社会人サークルやイベントも金沢なら開催されているが、田舎から毎回通うのは正直しんどい。私も金沢の社会人サークルで出会いはある?実際に3つ入った感想で書いた通り、継続の負担は無視できない。月1回くらいのペースで割り切って参加する、くらいの距離感が現実的だと思う。
焦らなくていい、でも動かないと変わらない
「田舎だから」を言い訳にしたい気持ち、正直すごくわかる。私も地元に帰るたびに同じ空気を感じる。でも出会いがないのは環境のせいだけじゃなくて、行動範囲を広げていないだけ、というのも半分くらい本当だと思っている。
アプリを使うにしても、最初の数週間は反応が薄いことも普通にある。私の場合は最初の3週間で3人としかマッチングしなかった。そこから諦めずにプロフィールを見直したら急に反応が増えた、という経緯がある。この辺は個人差がかなり大きいので、「必ずうまくいく」とは言えないけれど、続けてみないと分からない部分でもある。
年齢層によって使うべきアプリや戦略は変わってくる。30代なら金沢30代の出会い方まとめ|地元ライターが実体験で解説、再婚を考えている40代なら金沢40代の再婚出会い方|地元ライターの実感も参考になると思う。
田舎だからこそ、安全性は少し慎重に
田舎あるあるとして、知り合いに知り合いがいる確率がやたら高い。アプリを使うにしても、プロフィール写真や勤務先の書き方は都市部より少し気をつけたほうがいい。私の知人は職場を特定できる情報をうっかり書いてしまい、同僚に気づかれかけたことがあるらしい。
安全なサービスの見分け方については出会い系の安全な見分け方、金沢で実際どう選んでるかでも詳しく書いている。年齢確認がしっかりしているか、運営会社が明記されているか、この辺りは最低限チェックしておいて損はない。
PCMAXのように幅広い年齢層が使っているサービスもあるので、選択肢の一つとして知っておくといいかもしれない。こちらも18歳未満(高校生を含む)は利用不可となっている。
田舎で出会いがないというのは、感覚として間違っていない。ただそれを理由に何もしないでいると、状況は本当に何も変わらない。私の周りでも、行動を変えた人から順に状況が動いていった印象がある。焦る必要はないけれど、今のやり方のままで来年も同じことを言っていたくはないな、と個人的には思っている。